本選審査を終えて

先日、日本クラシック音楽コンクール本選の審査をさせていただきました。

コンクール参加者の皆さんにとっては、全国大会に進むかの大事な本番となり、私も緊張感を持って審査させていただきました。

皆さん曲をしっかり仕上げて演奏され、たくさんの熱演を聴かせていただきました。

今回の審査では、音の響きを聴くことや、ピアノという楽器を理解し鳴らすこと(大きな音ではなく、弦が響くように打鍵すること)の大切さを改めて痛感いたしました。

体の使い方や打鍵のスピード、歌い方で、ホールで響くピアノの音色は人によって様々です。

今回も、審査をさせていただいたことで私もとても勉強になりました。

 

全国大会に進まれた参加者の皆さんは、次のステージでも力を存分に発揮されて頑張ってください。

惜しくも通過できなかった参加者の皆さんも、今回の結果だけに左右されず、今後もさらに勉強されて頑張っていただければ幸いです。

最後になりますが、コンクール参加の皆様、お疲れ様でした。

 

黒木 遼